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震災から1週間が過ぎた。
もう1ヶ月くらい前の出来事のような気もするし、昨日のことのような気もする。 きのうは東京-日立間の高速バスの運行が再開し、東京在住の末妹が帰省した。まだ水道が復旧しないし、ガソリン不足でどこにも行けないし、こっちにいるほうが不便なんだけど、ひとりでアパートにいるよりは家族といたほうが安心できるということなんだろう。。。 日立市内も南のほうの地区では水道が復旧したところもあるようで、これから少しずつ水が出る地区が増えていくはず。 だけど日立北部はまだ通水試験の日程もわからない状態で、住民のあいだでは出処のはっきりしない情報が錯綜しているようすもある。 いちおう毎日、日立市のHP(http://www.city.hitachi.ibaraki.jp/index.html)で復旧状況や通水試験の予定地区などが公開されてはいるけど、1日1報の更新だし、復旧工事の進行状況が把握できるわけではないし。 そういう情報の少なさもあって、いろんな憶測が飛び交っているのかも。 いまのところはまだもうしばらく断水が続くとおもっていたほうがいいかな。せめておおよその目安くらいでも知らせてもらえたらいいんだけどな。。。 きょうは、だんなさん家族のところへ避難している妹も、姪っ子たちをつれて実家に立ち寄ってくれた。まだ幼い姪っ子たちは大人の不安や緊張が伝わっているのか、1週間もいつもとちがう生活がつづいているストレスなのか(たぶん両方だよね)普段いじょうにかたくなにママのそばから離れようとしない。いままで見たこともないような、はげしい駄々のこねかた、ぐずりかたをする。 こういうときはどうしてあげるのが一番いいのか。。。 おおげさにとらえすぎてもいけないだろうし、なるべくいつもどおりに接してあげるのがいいんだろうか。。。 でも結局ぐずりはじめると、ますます何をするにもママじゃないとだめになってしまうので、わたしにはたいしたことはできないんだよなぁ。。。 水道が復旧して、自宅にもどって生活できるようになれば、妹ももっと安心できるだろうし、ママが安心できれば姪っ子たちも緊張が解けるのではないかとおもうんだけど。。。 妹も言っていたが、いままで、阪神や新潟や日本各地、世界各地で震災が起こるたび、ニュースを見てきたはずなのに、そういった被災地がいったいどうやって復興していったのか、被災した人々がどうやって不安な状況を乗り越えたのか、一番かんじんなことがわからない。 見ているようで、知っているようで、じつはなにも知らない、ちゃんと見ていない自分がなさけなくて、あきれてしまう。 でもこういうときこそ、無理をしない、というのはだいじな気がする(なんとなく) 「がんばりすぎないようにがんばる」 いまこそ、そういうときかもしれない。
by midinette-29
| 2011-03-18 21:20
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